登山のマナー・服装
登山のルール・マナー、服装のご案内です。ご一読ください。
登山される方へのお願い 〜登山の心構え〜
◆はじめに
南信州の山々は、私たちにとっても、みなさんにとっても大切な財産です。空気、水、緑、草花などは、私たちに命の恵みや心の豊かさを与えてくれます。そんな自然を満喫する登山だからこそ、皆さんに守ってほしいことがあります。ぜひご一読ください。
◆計画する
登山の計画を立てることは、とても大切です。山のルートや高さを下調べし、歩行スピードや時間配分を考えていく中で、休憩場所や注意する場所、分岐点、携行品などが見えてきます。安易な登山はとても危険です。前日に天候も踏まえじっくりと計画を立てましょう。
◆動植物を採らない
山には、街では見ることのできない動物やきれいなお花が咲いています。皆さんがご覧になったように、これから歩かれるかたにも、動植物を楽しんでいただけるように残してください。
◆ゴミを捨てない
山の素晴らしさを伝えるためには、ゴミを残さないことが大切です。そして、動物のエサとなるようなものは絶対に置いてこない。
◆排便は登山前にする
山には便所がないところがほとんどです。駐車場に便所があれば、必ず登山前に小便や大便をしてください。また、ティッシュペーパーは使わず、トイレットペーパーを使用しましょう。登山中に、排泄をするときは、危険のない登山道から離れた場所で行ないましょう。大便は、トイレットペーパーを使い、必ず砂をかけ、自然に早く返すようにしましょう。
◆火の始末をする
一旦、山火事を起こしてしまうと、元の姿に戻すには100年以上かかります。タバコをはじめ火の始末は十分にしましょう。
◆無理をしない
山の天候は変わりやすいもの。無理に登頂したり、下山ルートを変えたりしないようにしましょう。
◆生きる
一旦、山に入ったら、携帯電話などが使えない場所がほとんどです。不慮の事故に備えて、応急薬品はもちろん、2日分の簡易食料(カロリーメイトなら2箱)は携行しましょう。
◆登山の服装と装備
肌の露出を抑える服装(紫外線、虫さされ、転倒時の被害軽減)を心がけましょう。また、重ね着できるものを必ず用意し、万一動けなくなった場合でも、一夜を過ごせるようにしましょう。雨具は忘れずに。手袋も。
◆最低限の服装
帽子、上半身長袖含む3枚着、ズボンは吸湿性の少ないもの、手袋、靴下、くるぶしまであるブーツ。そして鈴。
◆最低限の持ち物
準備品雨具、飲み物、タオル、地形図、ライター、笛、非常食2日分、小型懐中電灯、医薬品、止血用具、小型ナイフ、時計、コンパス、ビニール袋、熊よけ鈴
◆こんな格好はダメです。
Tシャツ1枚にジーンズ、スニーカーで、おにぎり1個とお茶を持って登山! こんな人は最悪ですね。 「捻挫して転んだら・・・。雨降ってきたら・・・。道に迷ってしまったら・・・。」
==最後に、できるだけ2人以上で登山しましょう。==