飯田市

更新 2017/6/28 10:06

飯田市千代の地域に溶け込んだお祭り 千代河鹿がえるまつり ちよかじかがえるまつり

伊那山脈の南端に位置する飯田市千代の金森山と、山川路峠を水源に流れる米川。
その清流には、あめの魚、かじか、河鹿がえるが生息しています。
昭和30年代まで、風呂の水や洗濯、牛や馬を洗ったり、食器類や野菜も洗うなど、生活の一部として使われ、また子供たちの無限に広がる絶好の遊び場になっていました。そんな米川に毎年初夏(5月~7月)になると・・・「ホロホロ」と河鹿がえるが鳴き出します。米川に住んでいる青壮年(米川会)の人達が、当たり前の様に聞いているこの河鹿がえるの鳴き声を「もっと楽しんじゃおう」と、河鹿がえるの声を聞きながら、近所の人たちや学校の先生や保育園、市役所の支所の皆さんを呼んで、生ビールで焼き鳥をして「いい鳴き声だなー」「初めて河鹿がえるの鳴き声を聞きました」などと云ってこびそかにやっておりました。
「千代の子供達中心のお祭りをやることにしまいか。」河鹿がえると地元を愛する人たちから生まれたお祭りです。

米川清掃

お祭りの前に米川会の会員全員が米川に捨てられているゴミを拾うことから始めます。

河鹿がえる

朝つかまえた河鹿がえるに「あれ、これが河鹿がえる?」小さくて地味な河鹿がえるを初めて見る子供たちの感想です。

ちょうちん行列

米川の街に100本以上のろうそく(食用廃油原料)と竹筒燈篭を設置します。
「ちょうちんがついた、ヨーイヨォーイ」みんなで浴衣を着て夕方7時半にぼんぼりちょうちんをつけて米川の河原町を歩きます。風情のある灯りで夢の世界が広がります。

夜店

会員もそうでない方もフル回転で、夕方6時オープンです!
ダーツ、輪投げなど、年齢にあったゲームで楽しみます。にぎやかな夜を一層盛り上げています。

文献協力:社団法人飯田青年会議所「いいだしもいな感動探検隊」より引用

基本情報

所在地 飯田市千代米川
最寄りの駅 JR飯田線 天竜峡駅からタクシー15分
最寄りのインター 中央自動車道 飯田山本IC
三遠南信自動車道 天竜峡IC経由
20分
URL 祭り・歴史-千代河鹿がえるまつり
http://chiyo-x.jp/guide_maturi_kajika.html
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