|
寺伝によると、この獅子舞は瑠璃寺の創建された天永3年(1112年)滋賀県坂本の日吉神社の獅子舞を伝承して催されてきたとされている。 民族学者の三隅治雄先生によると、この演出形態からいって、「行動(きょうどう)」を中心とした、いわゆる練り獅子の一種と言える。宇天皇の所作は舞楽の舞を手本にしていること、手の使い方・面などから雅楽の形を基本にしている。これらのことから、長い年月にわたって伊那谷に伝わってきたことがいえる。京都から遠いこの地に、舞楽系の獅子舞がのこされていることは非常に珍しく、今なお舞楽系の舞を正しく伝えている獅子舞は日本で唯一この瑠璃寺の獅子舞だけである。
|
 |
 |
|
長さ7メートル、幅2メートル程の大きな木の枠に車輪をつけ、それに竹で幌の骨組みを(屋台)つけ、獅子の幌をかぶせ、前に獅子頭をつけます。中には大太鼓1、小太鼓2、笛吹き手10名弱、頭の舞手数名が入ります。そこから屋台獅子と呼ばれています。
|
獅子舞は日吉神社の祭典と同日(4月第2日曜日)に五穀豊穣、災害削除を願って奉納、そして前日の土曜日夕方7時頃から、満開の桜をライトアップされた中での舞が行われとても幻想的な獅子舞です。
|
 |
獅子花
獅子舞も終盤になって竹に五色の千代紙で作った花を付けたものをまきます。観客はみなこぞってそれを取り、家に持って帰り神棚に飾るのです。
|
 |
桜に包まれ
写真は源頼朝公 寄進桜の一本。境内には長野県の天然記念物に指定されている枝垂桜もあります。昼間とライトアップされた時と2回楽しめます。
|
 |
獅子舞
獅子舞が子どもの頭をかじると幸福が訪れると言う。・・・・
|
|
| 郵便番号: |
399-3106 |
| 所在地: |
長野県下伊那郡高森町大島山812-3
(瑠璃寺)
|
| 電話番号: |
0265-35-2209 |
| 最寄の駅: |
JR飯田線・市田駅から徒歩30分、車10分
|
| インター: |
中央道・松川ICから車20分
|
| 駐車台数: |
天白公園 |
| 宵祭り: |
平成22年4月10日(土)19:00より
|
| 本祭り: |
平成22年4月11日(日)
行道・稚児行列 13:00〜
獅子舞 14:00〜
|
| 写真文章提供: |
社団法人飯田青年会議所
|
|
私は今まで飯田に住みながらも、お祭りなどにあまり興味がなく、観にいく機会もありませんでした。が、飯田にも沢山のお祭りがあるという事を聞き、少しだけ伝統文化に触れてみたくなりました。
瑠璃寺の獅子舞と言うと、まず長野オリンピック閉会式を思い出します。あの時はテレビで観て、その大きさ・美しさに感動しました。そして今回、その獅子を間近で見ることのできる「瑠璃寺・日吉神社春の祭典」宵祭りを鑑賞しました。
七時頃からということで辺りは暗闇でしたが。瑠璃寺に着くと、そこは幻想的な世界でした。かがりび篝火の灯りとパチパチと燃える音、ライトアップされた桜が独特な雰囲気を醸し出し、その下に7メートルの獅子は眠っていました。今年はお練り祭りで色々な獅子舞を見ることが出来ましたが、ここは猿と鬼がいました。かわいい猿は宇天皇のお世話をし、観客を楽しませて、鬼は子供達を怖がらせていました。宇天皇が現れ囃子が始まると、やはり緊張が走りました。眠れる獅子を起こし、暴れ回る獅子をなだめて落ち着かせます。近くで観るととても迫力があり、太鼓や笛の音色は私の胸を躍らせました。
昔の方々が、五穀豊穣・災害消除などを願って、代々この獅子舞を奉納させてきました。そんな気持ちを想うと、これから先何十年何百年と伝えていかなくてはならないと思います。今回「瑠璃寺の獅子舞」を鑑賞することができ、本当によかったと思っています。私はこの感動を多くの人々に伝えたいし、味わってもらいたいと思います。
いいだしもいな感動探検隊 御園 貴子